「では練習試合を始めます!」
コートに並んでまずはあいさつから、隣町のクラブチームとの練習試合は久しぶりでちょっと緊張してた。
すぅっと息を吸ってゆっくーり息を吐く、それでもドキドキ心臓がうるさい。
なんだか今日は落ち着かない、アップが上手くできなかったっていうのもあるけど湊くんとペアになって初めての試合だし何より…
いきなりあんみつペアとなんて!!!
「あれ、今日ペア違くね?ウケる」
「安藤くんウケないです!きっと事情があるんです、笑ってはダメです!」
「三井も思ってることね?今日勝てるって」
「思ってます!!あっ、そんなこと相手の前で言っては…っ」
何でも思ったことを口にする短髪長身の安藤くんと真面目で嘘のつけないゆるふわの三つ編みをした三井さんのあんみつペア、すっごい強いんだけどまぁまぁ失礼で試合前から気分落ちる。
安藤くんなんてニヤニヤして、ニヤニヤが止まらないって感じしてるし!
「ひなひなじゃねーなら大したことねぇな」
…すっごい嫌な人だ、安藤くん。
だから男子って嫌い、いや男子じゃなくてもー…
「今日はみなひなだから」
「!」
とんっとわたしの肩が湊くんの体に当たる、湊くんがわたしの肩に手を置いて引き寄せたから。
左半身がぞーっと震えて、一瞬声も出なかった。
「み、湊くん…!」
「今日からみなひなをよろしく!」
ラケットをあんみつペアの方に向けてフンッと鼻まで鳴らしちゃって。
でもそうじゃないの、それどころじゃないの。
「あの湊くんはこうゆうのは…っ」
「ひなちゃんがんばろ~!!」
「あ…っ、うん、がんば…ろ?」
にこっと微笑みかけられたから、笑って返すしかできなくて。
ほとんど苦笑いだったけど。
これは…
やる気になってくれたのかな?
それならうれしいけど。
でも…
大丈夫かな、わたし。
不安になってきた、湊くんとは合わない気がする…
コートに並んでまずはあいさつから、隣町のクラブチームとの練習試合は久しぶりでちょっと緊張してた。
すぅっと息を吸ってゆっくーり息を吐く、それでもドキドキ心臓がうるさい。
なんだか今日は落ち着かない、アップが上手くできなかったっていうのもあるけど湊くんとペアになって初めての試合だし何より…
いきなりあんみつペアとなんて!!!
「あれ、今日ペア違くね?ウケる」
「安藤くんウケないです!きっと事情があるんです、笑ってはダメです!」
「三井も思ってることね?今日勝てるって」
「思ってます!!あっ、そんなこと相手の前で言っては…っ」
何でも思ったことを口にする短髪長身の安藤くんと真面目で嘘のつけないゆるふわの三つ編みをした三井さんのあんみつペア、すっごい強いんだけどまぁまぁ失礼で試合前から気分落ちる。
安藤くんなんてニヤニヤして、ニヤニヤが止まらないって感じしてるし!
「ひなひなじゃねーなら大したことねぇな」
…すっごい嫌な人だ、安藤くん。
だから男子って嫌い、いや男子じゃなくてもー…
「今日はみなひなだから」
「!」
とんっとわたしの肩が湊くんの体に当たる、湊くんがわたしの肩に手を置いて引き寄せたから。
左半身がぞーっと震えて、一瞬声も出なかった。
「み、湊くん…!」
「今日からみなひなをよろしく!」
ラケットをあんみつペアの方に向けてフンッと鼻まで鳴らしちゃって。
でもそうじゃないの、それどころじゃないの。
「あの湊くんはこうゆうのは…っ」
「ひなちゃんがんばろ~!!」
「あ…っ、うん、がんば…ろ?」
にこっと微笑みかけられたから、笑って返すしかできなくて。
ほとんど苦笑いだったけど。
これは…
やる気になってくれたのかな?
それならうれしいけど。
でも…
大丈夫かな、わたし。
不安になってきた、湊くんとは合わない気がする…



