ライバルの君が番になるとき。

古屋がどうしてか気まずそうな雰囲気を漂わせていた。

「・・・・・・どした?」

藤河に聞こえないような小さい声で聞くと、古屋は目線をそらした。

「・・・・・・別に」

・・・・・・絶対何かあったね・・・・・・。

というか・・・・・・顔青くない?

青白い・・・・・・。

「え、ちょっえっ大丈夫!?」

「・・・・・・」

えっ滅茶苦茶ヤバそうなんだけど・・・・・・。

「藤河!古屋が顔真っ青で死にそう!」

「ん?ああ。保健室連れて行ってやれ〜」

いや藤河軽っ・・・・・・。

「古屋、行くよ〜」

私がそう言うと古屋はゆっくり立ち上がった。

古屋はゆっくりだけど自分で歩いた。

けど、足元は覚束無かった。

「あっ・・・・・・」

廊下を出て少し。

古屋が前に倒れかけた。

私は急いで足を動かして古屋の前に立って手を出して支えた。