ライバルの君が番になるとき。

*  *  *

『大好き』、か。

別に気にしてない。

ただその意図が気になっただけ。

いやそれじゃあ気にしてるじゃんか・・・・・・。

この2秒で矛盾してどうすんの・・・・・・。

「・・・・・・な・・・・・・ば、な・・・・・・」

だからって何って話だよね・・・・・・。

どうせ古屋は勢いというか・・・・・・間違えただけなんだろうから・・・・・・。

「た・・・・・・な・・・・・・ち」

私が頬杖をして考え込んでいると、クラスの子みんなの視線が私に向いていることに気付いた。

「ん?」

「た・ち・ば・な?」

そんな声が背後からした。

「げっ・・・・・・藤河・・・・・・」

「『げっ』じゃない、ちゃんと話聞いとけ!あと教師を呼び捨てするなって何回も言ってるだろ!」

怒られた・・・・・・。

そーいや前もなんか『呼び捨てすんな!』って言われたような・・・・・・言われなかったような・・・・・・。

「・・・・・・」