ライバルの君が番になるとき。

古屋が走りながら私の方を見ていることに気付いた。

・・・・・・気のせいだよね・・・・・・?

そう思いながら古屋が何回か数えるため、目で追っているとやっぱりこっちをチラチラ見ている。

・・・・・・?

そう疑問に思っていると、どんどん人数が減り残り7人ほど。

人数が減り、みんなが「頑張れー!」「後ちょっとで60だよ〜!」などと言っている時。

古屋の視線は前に向いた。

そんなことどうでもいいはず。

どうでもいいのに・・・・・・。

どうしてか少しさみしさを感じた。

またまたどんどん減り、残り古屋になった。

91、92、93、94・・・・・・。

古屋が走るごとに数えていると、118のところで終わった。

「はあ、はあ、はあ・・・・・・」

肩で息をする古屋。

汗だくで、シャツがびしょびしょだった。

「古屋、118」

「ああ」

私はそれだけ言った。