ライバルの君が番になるとき。

今日はスポーツテストで20mシャトルラン。

「ペアになって前半するか後半するか決めろ〜」

そう先生が言い、音響調整室に入っていった。

その言葉に周りの子がペアを組んでる中、私はキョロキョロしているとどんどん周りの子達が減っていった。

「あ・・・・・・」

どうしよう・・・・・・。

「橘やろ」

「え?うん?」

その声の方に振り向くと古屋がいた。

・・・・・・なんで私は今誰かも見ずに返事をしたのだろうか・・・・・・。

そう自分に聞きたくなった。

私は仕方なく古屋に近づいた。

「前半と後半どっちが良い?」

「橘前半やって」

なんで?

「良いけど?」

「よっしゃ!“大好き”!」

え?

「え?」