ライバルの君が番になるとき。

私がそう聞くと、古屋は少し考えこんだ。

「橘の部屋は?」

「え?2階だけど・・・・・・?」

なんで?

「じゃあ二階」

古屋はそう言った。

「じゃあこっち」

そう言って私は二階へ上がった。

「こっちの部屋ね。間違えてもこっちには入んないでよ?」

「・・・・・・ああ」

・・・・・・今の間は何?

絶対良からぬこと考えてるでしょ。

・・・・・・まあどんな事考えてるかわかんないから意味ないけど。

「一階にお風呂とリビングとトイレとキッチンあるから。二階は部屋とバルコニーしかないから」

「ああ」

私はそうとだけ言い、自分の部屋に入った。

「・・・・・・」

いや、なんで!?

なんでなんでなんでなんで!?

なんでこいつが家に来るわけ!?

お母さんがああ言ってたとはいえ未だに理解不能なんだけど!?

こんな感じで始まった同居はどんな結末を迎えるのか。

それは想像にお任せします・・・・・・。