期間限定カノジョはお断りです!

そんな真正面から言われたら、余計意識するに決まってる。

私は誤魔化すみたいにノートへ視線を落とした。

「……知らない」

「もう一回」

「しつこい!」

すると突然。

机の下で、指先を軽く掴まれた。

「っ!?」

びくっと肩が揺れる。

驚いて隣を見ると、一ノ瀬は前を向いたまま、何事もない顔をしていた。

でも。

私の指を、ちゃんと握ってる。

「しゅ、しゅんくん!?」

思わず小声で名前を呼ぶと、一ノ瀬がゆっくりこっちを見る。


その瞬間。