教室に入り、いつものように視線を感じたけれど気にならなかった。
ふふっ、友達とどこか出かけるなんて夢みたいだなぁ……!
嬉しい気持ちを隠せずに支度を終えたとき。
教室の扉が開き、「キャアァァァ〜!!」という歓声に包まれた。
そちらに顔を向ければ、予想通り水谷くんだった。
相変わらずすごい人気だ……あはは……。
水谷くんはいつも通りの笑みを浮かべ、自分の席へと向かっている。
――バチッ
つい見つめてしまっていたのか、水谷くんと思い切り目が合った。
っ……!
今朝の出来事を思い出して、顔が赤くなる。
水谷くんはそんな私を見て、ふっと表情を緩めた。
「おはよ、花音さん」
「はひっ……!」
お、驚きすぎて変な声出ちゃったっ……!
今度は恥ずかしくなって顔を赤くしていると、水谷くんは「ふはっ!」と笑った。
「はひってなに?花音さんって面白いね」
わ、笑われた……!
面白くないと思うけど……。
「ねぇ、音乃さんと海くん喋ってるよ」
「ほんとだ……!何があったんだろ?」
「海くん優しいから1人でいる音乃さん、可哀想だと思ったんじゃない?」
「確かに……音乃さん、顔は美少女だもんね」
私と水谷くんが会話していることに驚いたのか、クラスメイトからちらちらと視線を感じた。
「海くんっ!」
声がしてみると、1人の女の子が水谷くんに話しかけに来た。
わっ、可愛い子……!
瞳もパッチリしていて、髪の毛は巻いているのか毛先がカールしていた。
「音乃さん、いっつも怖い顔してるし話しても面白くないでしょ?それより私と話そうよ!私とのほうが絶対楽しいよっ!」
女の子のセリフにズキッと胸が痛んだ。
確かにその通りだ……。
水谷くんの反応が怖くて俯いた私に、女の子は勝ち誇った顔をしている。
「……あのさ、人のことそんなふうに言うの良くないと思うよ」
……えっ……。
水谷くんの言葉に、驚いて顔を上げた。
その表情は、見たことないくらい怖い顔をしている。
「それと俺、別に頼まれて花音と話してるわけじゃないから。自分で話したくて声掛けてるだけだから余計なことしなくていいよ。それじゃ」
水谷くんはそれだけ言うと、私の手を握って教室を出た。
ふふっ、友達とどこか出かけるなんて夢みたいだなぁ……!
嬉しい気持ちを隠せずに支度を終えたとき。
教室の扉が開き、「キャアァァァ〜!!」という歓声に包まれた。
そちらに顔を向ければ、予想通り水谷くんだった。
相変わらずすごい人気だ……あはは……。
水谷くんはいつも通りの笑みを浮かべ、自分の席へと向かっている。
――バチッ
つい見つめてしまっていたのか、水谷くんと思い切り目が合った。
っ……!
今朝の出来事を思い出して、顔が赤くなる。
水谷くんはそんな私を見て、ふっと表情を緩めた。
「おはよ、花音さん」
「はひっ……!」
お、驚きすぎて変な声出ちゃったっ……!
今度は恥ずかしくなって顔を赤くしていると、水谷くんは「ふはっ!」と笑った。
「はひってなに?花音さんって面白いね」
わ、笑われた……!
面白くないと思うけど……。
「ねぇ、音乃さんと海くん喋ってるよ」
「ほんとだ……!何があったんだろ?」
「海くん優しいから1人でいる音乃さん、可哀想だと思ったんじゃない?」
「確かに……音乃さん、顔は美少女だもんね」
私と水谷くんが会話していることに驚いたのか、クラスメイトからちらちらと視線を感じた。
「海くんっ!」
声がしてみると、1人の女の子が水谷くんに話しかけに来た。
わっ、可愛い子……!
瞳もパッチリしていて、髪の毛は巻いているのか毛先がカールしていた。
「音乃さん、いっつも怖い顔してるし話しても面白くないでしょ?それより私と話そうよ!私とのほうが絶対楽しいよっ!」
女の子のセリフにズキッと胸が痛んだ。
確かにその通りだ……。
水谷くんの反応が怖くて俯いた私に、女の子は勝ち誇った顔をしている。
「……あのさ、人のことそんなふうに言うの良くないと思うよ」
……えっ……。
水谷くんの言葉に、驚いて顔を上げた。
その表情は、見たことないくらい怖い顔をしている。
「それと俺、別に頼まれて花音と話してるわけじゃないから。自分で話したくて声掛けてるだけだから余計なことしなくていいよ。それじゃ」
水谷くんはそれだけ言うと、私の手を握って教室を出た。
