だって。
噴水の勢いを止め、そのまま仲良く落下していく彼の背中が。
私を守るために立ちはだかってくれた、幼馴染の背中と重なって見えた。
地面にぶつかるそのとき、さっきから張りっぱなしだった淡い光の膜がひときわ輝いて。次の瞬間、彼は何事もなかったみたいに立っていた。
頭の上にリックと表示されている彼は、固まっている私をまじまじと見る。
「……やっぱり、モモ?」
「ちょっと待って情報過多」
「ちなみに俺も理解が追いついてない」
ええと、まず、彼は全ステータス2倍の効果をフル活用してすっ飛んできたおかげで、間一髪割り込めた。
さらに、ドーム状の結界を貼ろうとして失敗した成れの果ての淡い光は、やっぱり防御系だったらしくて、彼が落下ダメージを受けるのを防いだ。私の身体を見れば、最初から淡かった光はもうあるのかないのかわからないくらい薄れているとわかる。〝何分間の間、1回だけダメージを防ぐ〟とか、そういうやつかもしれない。
そして、私のプレイヤー名はモモだ。
桃井鳴海のモモ。
だからEFOのなかでモモと呼ばれること自体は不自然ではないんだけど、そのトーンからして……。
胸が熱くなるのを感じる。
ピンチに陥ったとき、助けてくれたのは、いつだって。
格好いい幼馴染・りっくん、ただ1人だった。
噴水の勢いを止め、そのまま仲良く落下していく彼の背中が。
私を守るために立ちはだかってくれた、幼馴染の背中と重なって見えた。
地面にぶつかるそのとき、さっきから張りっぱなしだった淡い光の膜がひときわ輝いて。次の瞬間、彼は何事もなかったみたいに立っていた。
頭の上にリックと表示されている彼は、固まっている私をまじまじと見る。
「……やっぱり、モモ?」
「ちょっと待って情報過多」
「ちなみに俺も理解が追いついてない」
ええと、まず、彼は全ステータス2倍の効果をフル活用してすっ飛んできたおかげで、間一髪割り込めた。
さらに、ドーム状の結界を貼ろうとして失敗した成れの果ての淡い光は、やっぱり防御系だったらしくて、彼が落下ダメージを受けるのを防いだ。私の身体を見れば、最初から淡かった光はもうあるのかないのかわからないくらい薄れているとわかる。〝何分間の間、1回だけダメージを防ぐ〟とか、そういうやつかもしれない。
そして、私のプレイヤー名はモモだ。
桃井鳴海のモモ。
だからEFOのなかでモモと呼ばれること自体は不自然ではないんだけど、そのトーンからして……。
胸が熱くなるのを感じる。
ピンチに陥ったとき、助けてくれたのは、いつだって。
格好いい幼馴染・りっくん、ただ1人だった。



