教室の窓から見える空をぼんやり眺めながら、天音は小さくため息をついた。 風邪の日からだ。 遥斗の言葉や行動が、前よりずっと頭に残るようになった。 『ちゃんと頼れよ』 『同じ家なんだから』 思い出すだけで、変に胸が苦しくなる。