水無月と太陽



いわゆる 転校生 。  イケメンらしい。


いかにもどうでも良すぎて萎えかけている。


ため息 を吐こうとした直後 、

背中に人影を感じる。

ふわっと 香る 、  シトラスの香り 。


「 … 琥珀 ?  」

ひょこっと背後から顔を出してきたのは 、

見事に正解 、  紛れもなく琥珀だった。


「 よくわかったね 、 とき 」

霧鮫 ( きりさめ ) 琥珀 (こはく) 。

派手な金髪に、茶色い 瞳 。

耳にはばちばちのピアス 。

「 うわぁ 、  霧鮫 くん ちょ、超 イケメン ~ ♡ 」


「  今日も 国宝 だぁ… ♡ 拝んどこ … ‼︎ 」


ご察しの通り 、超絶 イケメン 。