青春・友情
完

- 作品番号
- 1781195
- 最終更新
- 2026/05/04
- 総文字数
- 10,036
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 38
- いいね数
- 1
メッセージ
この短編は、わたしが、女子小学生や、かわいいものが好きな女性が少しでも気持ちが楽になるといいなと思って、考えました。
わたしが、小説家志望で、応援されたくて、そう書いているのではなく、本当に、そう思っています。
※誹謗中傷、人格否定は、通報します。
わたしは、わたしを傷付けてくる、たくさんの人たちには負けません。
- あらすじ
- ー主人公で小学五年生の水原しずくは、ブリッコだとクラスの中心人物の大崎さんから、メッセージで悪口を言われてしまうー
この作品の感想ノート
いちばん良かったのは、しずくが「好きなもの」を否定される痛みが、単なるいじめ描写ではなく、自分の居場所を奪われる怖さとして描かれているところです。冒頭の「同じものが好きな友達がいることは、いいことだ。」から始まる安心感があるぶん、その後に大崎さんたちから否定される場面が強く効いていました。
特に印象に残ったのは、朝陽の
「わたしは、しずくが生きているだけでいいんだよ。友達じゃん!」
という言葉です。ここは作品の核だと思います。好きなアニメが共通しているから友達なのではなく、好きなものを失いかけても、傷ついていても、その子自身が大事なのだと伝わる場面で、とても温かかったです。
朝陽のお母さんが動いてくれる展開も、読んでいて救われました。しずくが大人に傷つけられたり、助けてもらえなかったりする流れがあるので、「ちゃんと守ってくれる大人がいる」という安心感が出ています。朝陽、朝陽のお母さん、食事、部屋、本棚という流れに入ることで、物語全体に“避難所”のようなやさしさが生まれていました。
一方で、さらに良くするなら、後半でしずく自身が少しだけ行動する場面があると、もっと読後感が強くなると思います。今のままだと、朝陽と朝陽のお母さんに救われる比重が大きいので、最後にしずくが「また好きでいてもいいのかもしれない」と思う、あるいは「あいかちゃんのキーホルダーを外さない」と決めるなど、小さな選択があると、主人公の成長がはっきりします。
全体としては、“好き”を笑われた子が、“友達”によって自分を取り戻す物語として、とても野いちご向きです。
読者の小中学生にも、「好きなものを否定されても、自分まで否定しなくていい」と届く作品になりそうです。
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