Nocturne of Light~ノクターン オブ ライト~

「ルカ」

少し圧のかかる引い声。
ルカはぴたりと口を閉ざす。


「それ以上言うな。俺は平気だ。」

「···そうは見えませんけど」
ルカの言葉にレオンは、軽く息を吐き

「お前までカインみたいな事言うなよ」

「嫌です」

はっきりと。
即答するルカ。

「···ほんと最近、遠慮なくなったな?」

呆れたようにふと軽く笑うレオン。

「前からこうですよ」

「まぁ。だからルカを今の位置においたんだけどな。」

“今の位置”

それはつまり、 レオンの側近として。
近くで動く存在として、
信頼されているということ。

ルカは数秒黙ったあと、 ふっと視線を逸らす。

「急にそういうこと言うの、やめてください」


レオンはそんなルカを見て、 小さく鼻で笑った。