Nocturne of Light~ノクターン オブ ライト~

しばらくして
“コンコン”
とノックの音がする。

「はい」
リリィは静かにドアを開けると、
ルカがいた。


「ボスから。あんたに屋敷ん中案内しろって。」 と朝と同じくめんどくさそうに話すルカ。



「案内··?」

リリィは
“どうして?”
と不思議そうな表情。



「しばらくここにいるんだろ?ボスが、
あんたが迷わないようにって。ここ広いし。」


「··閉じ込めておくわけじゃないの··?」

ルカに聞こえないくらいの小さな声で
呟くリリィ。

「え?」
「あっ··なんでもない。」



レオンは部屋に閉じ込めておくわけでもなく。 “自由にしろ”
と言ってるかのような発言に 戸惑うリリィ。


そして、
ルカに屋敷の中を案内してもらうことに。


「知ってるだろうけど、ここはボスのいる執務室。基本、用事ない限り行くな。隣はボスの部屋。ちなみに執務室と繋がってる。」


ルカは淡々と説明しながら、
長い廊下を歩いていく。
リリィはその少し後ろをついていった。