Nocturne of Light~ノクターン オブ ライト~

翌朝。

少し高い天井に見慣れな部屋。

(あ、そっか私··)
リリィは昨日のことを思い浮かべる。

「夢···じゃなかった」

その事実に少しだけ
心が安心した。


その時
“コンコン”
とノックの音がした。

「はいっ··」
(誰だろ··)

リリィは少し緊張混じりに返事すると
ドアは開き

「起きてたか。朝食。ボスがあんたのこと呼んでこいって」
と少し気だるそうに話すのはルカ。


「あ、えっと···あなたは確か··」

「··ルカ。」

「ルカ··さんね」

ルカは少し小さく息を吐くと

「ルカでいい。変わんなそうだし、歳。変に気を使われたほうがだるい」

とリリィへと話しかける。
そして
“こいよ。俺がボスに怒られる”

とルカは部屋を出た。