「花野冴さんですよね、初めまして。僕は桐ケ谷産婦人科副院長の桐ケ谷慶人です。手術では助手に入らせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします」
何というか、麗しい人だと思った。
言葉使いが丁寧で、頭を下げる身のこなしや、一つ一つの仕草が凛としている。
こちらまで背筋がピンと伸びるようだ。
「あの、初めまして。桐ケ谷先生のお兄様だと聞いて居ます。何卒よろしくお願いします」
すると、彩人は看護師さんへ奥に行くように言い、診察室の中には三人だけになった。
「さてと、茶番はここまでだ。慶人、俺の彼女に敬語とかいらないから」
「って言われてもなぁ。さすがに初対面からため口は」
「気にしないでください。私は大丈夫ですので」
「じゃあ冴さんも敬語はやめてね」
「分かったよ。慶人さん、あの何で助手に?」
「彩人から厄介な患者がいるって聞いてね」
ひどい。彩人ってば私の事どんなふうに紹介したのよ。
「それに君はハワイに行くことになった張本人だろう? 僕ものすごく忙しくて大変な目にあったんだからね?」
「その説はほんとすみません」
「まあどんな人か興味を持ったってこと。良かったら親睦会も兼ねて今日家にご飯でも食べに来ない? 僕が作るから」
「いいんですか?」
「慶人の作る手料理はマジでうまいぞ」
「うん、ぜひ!」
「じゃあ診察が終わり次第、車で拾っていくから院内で待ってて」
「分かった」
「じゃあ紹介状も出しとくから。お大事にしてください」
はい、と頷き診察室を出た。
家、って言ってたから。二人は一緒に住んでるんだな~
初めての彩人の家(ハワイのお家は別荘だと思う)。
少し緊張するな。
何というか、麗しい人だと思った。
言葉使いが丁寧で、頭を下げる身のこなしや、一つ一つの仕草が凛としている。
こちらまで背筋がピンと伸びるようだ。
「あの、初めまして。桐ケ谷先生のお兄様だと聞いて居ます。何卒よろしくお願いします」
すると、彩人は看護師さんへ奥に行くように言い、診察室の中には三人だけになった。
「さてと、茶番はここまでだ。慶人、俺の彼女に敬語とかいらないから」
「って言われてもなぁ。さすがに初対面からため口は」
「気にしないでください。私は大丈夫ですので」
「じゃあ冴さんも敬語はやめてね」
「分かったよ。慶人さん、あの何で助手に?」
「彩人から厄介な患者がいるって聞いてね」
ひどい。彩人ってば私の事どんなふうに紹介したのよ。
「それに君はハワイに行くことになった張本人だろう? 僕ものすごく忙しくて大変な目にあったんだからね?」
「その説はほんとすみません」
「まあどんな人か興味を持ったってこと。良かったら親睦会も兼ねて今日家にご飯でも食べに来ない? 僕が作るから」
「いいんですか?」
「慶人の作る手料理はマジでうまいぞ」
「うん、ぜひ!」
「じゃあ診察が終わり次第、車で拾っていくから院内で待ってて」
「分かった」
「じゃあ紹介状も出しとくから。お大事にしてください」
はい、と頷き診察室を出た。
家、って言ってたから。二人は一緒に住んでるんだな~
初めての彩人の家(ハワイのお家は別荘だと思う)。
少し緊張するな。



