車はまもなくして、彩人のご両親の別荘に到着した。
庭にはプールが綺麗に整備されていて、プルメリアの花が咲いていた。
「母さん、紹介するね。こちら花野冴さん。オレの彼女」
「よろしく、冴さん。私は桐ヶ谷小雪といいます。彩人の母です」
「よろしくお願いしますっ!」
「はは、緊張しすぎ」
「まぁまぁ、可愛いお嬢さん。凛(りん)より可愛いわ」
「母さんそれ、凛の前で言うなよ」
「凛さんって?」
「俺の一番下の妹」
「中に入ってくださいな。お父さんも凛もいるから」
失礼しますっと言いながら、ガチガチに緊張して私は靴を脱いだ。
本当に中も広いお家だ。
そして通された、奥のリビングは玄関の10倍は広かった。
一面の窓からは海が見えた。
「コナコーヒーは飲める?」
「あ、はい。コーヒー好きです」
「じゃあ座ってて。冴さん」
「冴、こっち」
彩人に案内されると、そこには彩人によく似た顔つきのお義父さんがいた。
「……よく来た」
「か、花野冴と申します。この度は……」
バチッと横から彩人に軽くこづかれた。
「お見合いじゃねんだから」
「そうよ、緊張しないで、ね。リリコイケーキも焼いたの。ゆっくりしてってね」
「はいはーい! あたしは凛です! たぶん、冴ちゃんの同じ歳くらいだと思うんだけど。よろしく」
「いま24ですっ。よろしくお願いします」
「なら凛の方が2つ下。冴、よろしくね! 敬語やめていいよ」
「わかったよ。凛ちゃんはモデルさんとか? すごい綺麗」
「え、あたし、インフルエンサーだよ。兄貴たちとちがって自分の道を生きてるの」
「普段は東京に住んでるの?」
「ううん。パパたちといることが多くて、ロサンゼルスと日本半々」
す、すごすぎる。
あのキラキラインスタグラマーやYouTubeショートとかで流れてくるような可愛い子が目の前にいるんだから。
1番上のお兄さんは慶人(けいと)さんというらしいが、やはりお医者さんのようで留守にしているそうだ。
改めてすごい家に来てしまった。
庭にはプールが綺麗に整備されていて、プルメリアの花が咲いていた。
「母さん、紹介するね。こちら花野冴さん。オレの彼女」
「よろしく、冴さん。私は桐ヶ谷小雪といいます。彩人の母です」
「よろしくお願いしますっ!」
「はは、緊張しすぎ」
「まぁまぁ、可愛いお嬢さん。凛(りん)より可愛いわ」
「母さんそれ、凛の前で言うなよ」
「凛さんって?」
「俺の一番下の妹」
「中に入ってくださいな。お父さんも凛もいるから」
失礼しますっと言いながら、ガチガチに緊張して私は靴を脱いだ。
本当に中も広いお家だ。
そして通された、奥のリビングは玄関の10倍は広かった。
一面の窓からは海が見えた。
「コナコーヒーは飲める?」
「あ、はい。コーヒー好きです」
「じゃあ座ってて。冴さん」
「冴、こっち」
彩人に案内されると、そこには彩人によく似た顔つきのお義父さんがいた。
「……よく来た」
「か、花野冴と申します。この度は……」
バチッと横から彩人に軽くこづかれた。
「お見合いじゃねんだから」
「そうよ、緊張しないで、ね。リリコイケーキも焼いたの。ゆっくりしてってね」
「はいはーい! あたしは凛です! たぶん、冴ちゃんの同じ歳くらいだと思うんだけど。よろしく」
「いま24ですっ。よろしくお願いします」
「なら凛の方が2つ下。冴、よろしくね! 敬語やめていいよ」
「わかったよ。凛ちゃんはモデルさんとか? すごい綺麗」
「え、あたし、インフルエンサーだよ。兄貴たちとちがって自分の道を生きてるの」
「普段は東京に住んでるの?」
「ううん。パパたちといることが多くて、ロサンゼルスと日本半々」
す、すごすぎる。
あのキラキラインスタグラマーやYouTubeショートとかで流れてくるような可愛い子が目の前にいるんだから。
1番上のお兄さんは慶人(けいと)さんというらしいが、やはりお医者さんのようで留守にしているそうだ。
改めてすごい家に来てしまった。



