それはそれはめげない。すごいわ。
そんな彼に興味が湧いてしまった。都鳥純さんはどこまで耐えられるのだろうか、と。
悪い考えが思い浮かんだ瞬間から私はメンヘラになったのは言うまでもない。
親に言われたから私といるんでしょ?なんてめんどくせー女を演じ、好きならキスのひとつでも出来るでしょとキスをせがみ。
かと思ったら突然浮気を疑って一言も喋らなくなるわ。
まじ思い出すだけで恥かしい。誰か殺してくれ。
わがまま言いまくって、驚くべきことに彼は離れていかなかった。
本当に謝りたい。どんだけ大変でウザかったことか。仕事で疲れて帰ってきたかと思うと家にはわがまま女がいる。
想像しただけで嫌すぎる。
そう思えるようになったのは、背伸びして取ろうとした本が降ってきて頭にぶつかって、前世を思い出したから。
よく少女向け文庫本で見るやつだ!!
漫画の世界の主人公でした!!みたいなやつ!!
現に私はある漫画の主人公である都鳥純と同棲しているでないか。
いやどうゆう事?前世の世界で見た漫画に同棲相手の話なんてなかったけどね?
でも待てよ。つまりはあの都鳥純と私は既に半年間同棲しているわけだ。



