双葉に咲いた、ニセモノ双子。

「はは、まさか調査中に、違う事件について呼び出されるとはな」

「ほんとなにやってるんすかもう……」

「ははははは、そうだな。流石に私も驚いたぞ」



黒瀬の少し引いているような声に、心乃華は嬉しそうに笑う。

心乃華が喜んでくれて、わたしも嬉しい。



「それで、えーっと。その女の子が犯人……っすか」

「そうだよー! あたしが犯人! お友達と遊びたくて、女の子を呼んだんだー!」

「そ、そっすか」



小鳥遊は微妙な表情を作りながら、黒瀬に「ガチっぽいっす」と耳打ちする。

能力は言葉の真偽を確かめるもの?

声も大きくて、隠す気はなさそう。

今までの嘘に気づかれている可能性もありそう。

ただ、そんなに話したことはないから、大丈夫か?