「……あたしはもう捕まってしまってもいいよ。だけど、少し聞いて欲しくてね」
「……わかった」
わたしたちが頷くと、少女はゆっくりと瞼を開ける。
その瞳には、さっきと違う、真っ直ぐとした光が宿っていて。
それだけで、神聖な雰囲気が溢れ出ていた。
「昔々、悪を倒してお金をもらう、とある一族がおりました」
少女はそう言って、机の上に真っ黒な人形を作る。
「一族のものは、才能に溢れており、皆すばらしい能力を持っています。民は守られ、一族のものはお金を得る。そんな循環ができておりました。そんな、ある日のことです」
少女はそこで一度言葉を区切り、新しく人形を作る。
今まで作られていた人形とは違い、どこか赤みがかった人形だ。
「……わかった」
わたしたちが頷くと、少女はゆっくりと瞼を開ける。
その瞳には、さっきと違う、真っ直ぐとした光が宿っていて。
それだけで、神聖な雰囲気が溢れ出ていた。
「昔々、悪を倒してお金をもらう、とある一族がおりました」
少女はそう言って、机の上に真っ黒な人形を作る。
「一族のものは、才能に溢れており、皆すばらしい能力を持っています。民は守られ、一族のものはお金を得る。そんな循環ができておりました。そんな、ある日のことです」
少女はそこで一度言葉を区切り、新しく人形を作る。
今まで作られていた人形とは違い、どこか赤みがかった人形だ。


