双葉に咲いた、ニセモノ双子。

「あっ、心乃華……!」

「わっ」



なにかに躓いて、体勢を崩す。

心乃花と手を離せば、怪我はしないだろうけど……

心乃花と繋いでいる手は、力強く握られている。

……罠かもしれないし、離さない方が安全か。

そのままわたしたちは重力に引っ張られて、地面に激突……しなかった。

影が広がり、その中にわたしたちは吸い込まれるように消えていく。

……ようやく、ね。

朝から来て、今は昼。

なかなかこなかった……けど、これで終われるわ。

繋いだ手を強く握りしめながら、わたしはゆっくり目を閉じた。









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