双葉に咲いた、ニセモノ双子。

「楽しかったけど、疲れちゃったねぇ。心乃華」

「そうだねぇ。少しゆっくりしながら帰ろっか!」



いつも通り、適当なことを話しながら歩く。

まだ太陽は高くて、帰るのには少し早い時間だ。

少しくらい遅くしても、別に怒られやしないだろう。



「小鳥遊さん、いい人だったね!」

「うんうんっ。優しそうだった! アホっぽくて、可愛い感じ?」

「有能って言ってたけど、本当だったらすごい!」



どれくらい仕事ができるのか。

いや、心乃花の氷を壊せていない時点で、戦闘能力は低いんだろうけど。

人懐っこさと「調べる」という発言からして、能力は情報系?

油断できないわ。



「ねぇねぇ! このいちご飴どうする?」

「せっかくもらったし、食べたいよねっ。だけど、お腹空いてない……」

「う〜ん、そうだ! 家の子たちにあげるのはどうかな?」

「お〜っ、いいね! ついでにシェイクもあげちゃおう……!」

「捨てちゃうのは、もったいないもんね!」