双葉に咲いた、ニセモノ双子。

「ははっ、さすがだね。訓練場では、本気を出していなかったのか」

「本気を出すと、さすがに全部壊れちゃうんです!」

「久しぶりに本気を出せて、楽しかったです! それに、悪い人も捕まえられたから、一石二鳥ですねっ」



心乃華の考える通り、やっぱり見ていた。

少しの警戒を込めて心乃華と強く手を握り、にっこりと明るい笑顔を見せる。

そのまま、犯人を見せるように少しだけ移動した。



「この人が犯人だと思いますっ」

「攻撃を弾いた時に、反応してたんだ!」



そしてさっきも、糸を使って氷の壁を壊そうとしていた。

攻撃してきた人と同じ能力、ほぼ犯人だと考えて間違いないと思う。



「これで特能警察に入れるんだよね?」

「平和を守るのってかっこよくて憧れちゃう!」

「まぁ本当に犯人だったら、だな。小鳥遊!」