双葉に咲いた、ニセモノ双子。

わたしがそう笑いかけると同時に、ずっと繋いでいた手が軽く引っ張られる。

……引っかかったね、思ったよりも早い。

だけど、これでもうシェイクを飲まなくたってよくなった。

ニセモノの笑顔が、自然と本物の笑顔になる。

瞬間、わたしの足元に細く、細く、透き通った糸が、光によって浮かび上がった。

まっすぐにわたしのふくらはぎを目指していたそれは……心乃花の氷によって、あっけなく弾かれる。

服すら貫けないものなのだから、当然だ。

そして、視界の端……攻撃が弾かれた瞬間、驚愕に顔を染めた男がいた。


あはっ、見ぃつけた!

わたしたちの、踏み台を!









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