双葉に咲いた、ニセモノ双子。

わたしの言葉に心乃華は大きく頷いた。

そのまま、「よし!」と資料をまとめ出す。



「今日はもう帰って、明日この駅に行こ! ちょうど明日は休みだし!」

「そうだね、少し作戦を考えてから行こうっ」



わたしも資料をまとめて、自分のカバンにしまう。



「帰ろっか、心乃花!」

「うん、心乃華!」



作った笑顔で笑い合って、カバンを背負った。

勝負は、明日。

犯人を捕まえ、そして……復讐の切符を手に入れる。

それだけのために、今ここにいる。


強く握った手のひらは、心乃華と繋がっていた。

その、あたたかい手のひらは……どこか、昔のことを思い出させるものだった。









◇◆◇