双葉に咲いた、ニセモノ双子。

「ってことは、漫画みたいな『糸』を操る能力だったりしないかな? こーんなにつまらない使い方をするなんて、漫画読んでるお子ちゃまみたい!」

「もー、人の悪口はダメでしょ!」

「そうだった! ついうっかり……」

「でも、糸を操る能力っていうのは、可能性あるねっ……!」



たまに読む漫画や小説では、そんなふうの能力もよく出てきていた。

糸をそんな使い方するってことは、漫画を読んで実践しようとする子供の可能性も高い。

いや、そもそもちまちま人を傷つけている時点で、精神は子供の可能性が高いのか。

大人なら、もっと行動範囲を広げてバレにくいようにするか、少しだけ頻度を下げると思う。

捕まらないように、という気持ちがあると思うから。



「子供のいたずらかなぁ……?」

「その可能性はあるよね!」