転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

ジュリエッタとトスには男の子が授かって1歳になる息子を連れて家族で一番列車でメロウの領地に向かった。

1歳の息子は大好きなお婆ちゃんの膝に乗ってご機嫌で窓から流れゆく景色を楽しんでいた。

白い煙を吐きながら線路を走る蒸気機関車は男の子の憧れの存在になった。

蒸気機関車の運転手は高い地位を持ち高給取りとなったのだ。前世のパイロットのような存在だろう。

貨物列車には王都からの沢山の物資が積み込まれ帰りの列車にはメロウ領の特産品が積み込まれた。

王太子殿下は西に行く路線の一番列車に王太子妃ともども乗り込み新婚旅行に出かけた。

何と王太子妃はジュリエッタの親友のゴードン侯爵家の長女メアリーなのだ。

メロウ家と王家のつながりは余計に強固になった。

隣国や遠く離れた諸外国も王族や国の中枢にいる大臣たちが視察に訪れ王家やシュバイツァー王国の官僚達は大忙しとなった。

トスの実家のボン伯爵家も第一次の募集で出資をしていたので、のちには多くの利益を生み出した。

また第3次路線の拡張時にはボン伯爵家の領地迄汽車が走ることになった。

領地に汽車を誘致するにはたくさんの出資金が必要だ。

第1次の時に結構な金額を出資していたのでかなり手持ちは少なくなったようだ。

トスは自分のポケットマネーからお金を回そうとしたのだが、ジュリエッタが融資を使う事を提案した。

南の暖かい場所にあった領地はジュリエッタの提案で夏は海水浴、また冬は暖かな気候を利用して避寒地として別荘を誘致する事業を立ち上げた。

その事業を嫡男のウイルと次男のダンベルとが協力して成功させていった。

ダンベルは家族と一緒に今その領地に住んでいる。