転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

ジュリエッタは孤児院にはそろばんの指導と読み書きの指導が徹底することが必要だと考えていた。

メロウの領地の孤児院にはかなり前から取り入れている。

領民の子供達や孤児院の子供達も一緒に学べる初等科と中等科の学校も作った。

計算と読み書きができればしっかりとした仕事に付ける。

孤児たちも領費で初等科は無料で学校に行けるようにした。

中等科に関しては少し専門的なものになる。中等科に進みたいものには奨学金制度も作った。

そうして拡大する雇用の一端を孤児たちも担うのだ。

孤児院出身だからという差別的な事が少なくなっていくと嬉しいとジュリエッタは思うのだった。

メロウの領主館の次期家令としてジキリスが今教育しているのは孤児院出身の男の子だ。

とても頭がいいし何よりメロウ家に心酔している。

何処の孤児院よりもメロウ領の孤児院の待遇が優れていることもよく知っている。

教育はとても大切だ。次代の優秀な働き手を育成するのだ。

農民として暮らすとしても知識がある者と無い者では作物の栽培に関しても違いが出る。

メロウ領では中等科に進むときに農業をやりたいものには農業科へ進む道を作ったのだ。

作物の特徴や栽培の仕方、メロウ領の特産物や連作障害、堆肥の作り方などを習得させるのだ。

卒業しても実家が農家でない者はメロウ家の畑に従事させる。

そんな風にして次世代の働き手を育成しているのだ。

孤児院の教育を王太子殿下にも提案した。

これはメロウ家だけでは無しえない。

殿下は将来の雇用の獲得に必要だと言うジュリエッタに賛成してくれた。

メロウ領以外にも庶民向けの学校ができた。

王都にもトスの実家ボン伯爵領にもたくさんの領主が庶民の次世代の教育に前向きになったのだ。

そうして国民の生活が向上していった。

仕事がないと言う貧困層が少なくなった。