と言う昨夜の経緯があって、その後王太子殿下に提案する事業についても詳しくトスに説明しておいたので、トスも慌てることなくジュリエッタの隣に座って話に加わった。
ジュリエッタのいう事業とは蒸気機関車を国中に走らせると言うものだ。
「蒸気機関車?なんだそれは?」
と王太子殿下はぽかんと口を開けている。
さもあらん、聞いたことがないものなのだから、ジュリエッタは昨日の夜書いてきた蒸気機関車の絵を見せた。
トスも目を丸くしていたが、蒸気で走るたくさんの人が乗れる馬車のような物だと言って絵を見せると納得していた。
トスはジュリエッタの奇想天外な発想にはなれているので結構素直に話が頭に入ってくるようだ。
トスがその絵を見ながら王太子殿下に説明する。トスの方が話は分かりやすいのだ。
「つまり鉄でできた二本のレールの上をこの汽車が走るのですよ。このレールを線路というのですが線路を作ればそこを汽車が走ります。乗合馬車の要領で駅を作ればそこでたくさんの人が乗り降りできますし、貨物車を後ろに付ければ荷物もあっという間に運ぶことができます。馬車で2日かかっていたところも半日かからずに着く事ができます」
「船の陸上版と思えばいいのか?」
「そうです。さすが殿下、理解が早いですね」
「シュバイツァー王国の船はどのように作られたのですか?」
「確か、アラード共和国から利権を買って船を作るのに5年かかったと聞く。その利権がとんでもない値段だったそうだが、就航後5年で元は取れたそうだ。つまりそう言う事なのだな?」
「そうです。蒸気船と同じ原理で蒸気機関車も動くのです。機関車に客車や貨物車を連結させて引っ張るのです。蒸気機関車は石炭で蒸気を発生させて動きます。」
「それは皆鉄でできているのか?」
「レールも機関車も鉄ですね。客車などは車輪を取り付ける部分は鉄ですが、その上は木の方が乗り心地もいいし鉄より軽いので速度が出ます」
「う~ん、なんだか夢のような話だな。でも実現したらどこかに行く速さが全く違ってくるな。早さもだし何人もの人が同時にその客車に乗れるという事だろう?」
「そうです。それにこれをわが国で完成させたら、その利権を今度は外国に売れますよ。船よりも欲しい国は多いでしょうね。船は海や大きな川がなければ意味がないですが、汽車なら陸地があれば線路を引けますからね」
ジュリエッタのいう事業とは蒸気機関車を国中に走らせると言うものだ。
「蒸気機関車?なんだそれは?」
と王太子殿下はぽかんと口を開けている。
さもあらん、聞いたことがないものなのだから、ジュリエッタは昨日の夜書いてきた蒸気機関車の絵を見せた。
トスも目を丸くしていたが、蒸気で走るたくさんの人が乗れる馬車のような物だと言って絵を見せると納得していた。
トスはジュリエッタの奇想天外な発想にはなれているので結構素直に話が頭に入ってくるようだ。
トスがその絵を見ながら王太子殿下に説明する。トスの方が話は分かりやすいのだ。
「つまり鉄でできた二本のレールの上をこの汽車が走るのですよ。このレールを線路というのですが線路を作ればそこを汽車が走ります。乗合馬車の要領で駅を作ればそこでたくさんの人が乗り降りできますし、貨物車を後ろに付ければ荷物もあっという間に運ぶことができます。馬車で2日かかっていたところも半日かからずに着く事ができます」
「船の陸上版と思えばいいのか?」
「そうです。さすが殿下、理解が早いですね」
「シュバイツァー王国の船はどのように作られたのですか?」
「確か、アラード共和国から利権を買って船を作るのに5年かかったと聞く。その利権がとんでもない値段だったそうだが、就航後5年で元は取れたそうだ。つまりそう言う事なのだな?」
「そうです。蒸気船と同じ原理で蒸気機関車も動くのです。機関車に客車や貨物車を連結させて引っ張るのです。蒸気機関車は石炭で蒸気を発生させて動きます。」
「それは皆鉄でできているのか?」
「レールも機関車も鉄ですね。客車などは車輪を取り付ける部分は鉄ですが、その上は木の方が乗り心地もいいし鉄より軽いので速度が出ます」
「う~ん、なんだか夢のような話だな。でも実現したらどこかに行く速さが全く違ってくるな。早さもだし何人もの人が同時にその客車に乗れるという事だろう?」
「そうです。それにこれをわが国で完成させたら、その利権を今度は外国に売れますよ。船よりも欲しい国は多いでしょうね。船は海や大きな川がなければ意味がないですが、汽車なら陸地があれば線路を引けますからね」



