ある日の午後今日は学院も休みでトスと二人で中庭のガゼボで新作のスイーツを試食しながらお茶を飲んでいた。
「ねえ、トス。この頃なぜだか王太子殿下との接近遭遇が多いのだけれど疲れてしまうわ」
「学院ででもですか?もう殿下は卒業されたでしょう?」
「そうなのよね。だけどなんかランチになると現れてお昼を特別室に用意されていたりするのよね。断るに断れなくてこまってるの」
「う~ん、くそ王子め」と聞こえないように呟くトス
「えっ、何か言った?」
「いえ、別に…王太子殿下の予定が分かればいいのですよね」
「そうよね。学院に来る予定が入っている時にはお休みするとかできるわ」
「でも王太子殿下の予定はなかなかさぐれませんよね」
「さぐってみましょうか?」
と侍女のアンナがお茶のお代わりを持ってきてくれていた。話を聞いていたらしい。
「ええ~っ、アンナできるの?そう言えばアンナって情報屋だったわね」
「なんですか情報屋って!人脈が広いって言って下さい」
「なんでもいいわよ。アンナお願いできる?」
「はい、お任せください。殿下はお嬢様を狙っていますものね。しっかりしてくださいよ」
と言ってすました顔をして、ジュリエッタに見えないようにトスの脚を蹴っている。見えてるけど…
絶対に王太子殿下と結婚なんかしたくない。
きっとジュリエッタのアイデアが欲しいだけなのだと思う。
ジュリエッタはトスが好きなのだ。でもトスからは絶対に言い出してはくれないだろう。
ジュリエッタから言い出せばそれは命令になってしまう。
だからジュリエッタからも言い出せないでいるのだ。
「ねえ、トス。この頃なぜだか王太子殿下との接近遭遇が多いのだけれど疲れてしまうわ」
「学院ででもですか?もう殿下は卒業されたでしょう?」
「そうなのよね。だけどなんかランチになると現れてお昼を特別室に用意されていたりするのよね。断るに断れなくてこまってるの」
「う~ん、くそ王子め」と聞こえないように呟くトス
「えっ、何か言った?」
「いえ、別に…王太子殿下の予定が分かればいいのですよね」
「そうよね。学院に来る予定が入っている時にはお休みするとかできるわ」
「でも王太子殿下の予定はなかなかさぐれませんよね」
「さぐってみましょうか?」
と侍女のアンナがお茶のお代わりを持ってきてくれていた。話を聞いていたらしい。
「ええ~っ、アンナできるの?そう言えばアンナって情報屋だったわね」
「なんですか情報屋って!人脈が広いって言って下さい」
「なんでもいいわよ。アンナお願いできる?」
「はい、お任せください。殿下はお嬢様を狙っていますものね。しっかりしてくださいよ」
と言ってすました顔をして、ジュリエッタに見えないようにトスの脚を蹴っている。見えてるけど…
絶対に王太子殿下と結婚なんかしたくない。
きっとジュリエッタのアイデアが欲しいだけなのだと思う。
ジュリエッタはトスが好きなのだ。でもトスからは絶対に言い出してはくれないだろう。
ジュリエッタから言い出せばそれは命令になってしまう。
だからジュリエッタからも言い出せないでいるのだ。



