転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

トスは王宮事務次官たちから300と言う大口の注文を取ってきた。

ヤングマンは目を白黒させたが、3階に飛んでいった。

使い方をトスとジュリエッタが指導すると言う事も込みの契約だと言って、主だった人に使い方を覚えてもらってその人が各部署でまた使い方を教えると言う事にもなった。

ジュリエッタは教本になるものを作った各部の名称や球が表す数字を書きいれて構造を理解させやすいものを図解した。

その教本はずっと後々まで使われた。

練習問題として簡単な3~4桁の足し算、引き算の混じったもの等の問題も作った。

掛け算割り算はちょっと複雑なのでまず足し算と引き算ができてからという事にした。

街でもそのうちにそろばんの教室が必要になるだろうとジュリエッタは思っている。

とにかく1カ月でヤングマンはそろばん300個をそろえた。すごいものだ。

それからトスとジュリエッタは王宮まで出向いてそろばんの普及の為にそろばん教室を開催した。

2人で1週間王宮に通い皆に丁寧に教えた。もともと数字を扱う人達なので覚えも早かった

ジュリエッタのクラスにはこの国の王太子のウイリアム・ボンド・スメラードが堂々と乗り込んできていた。なんでやねん。

美麗な王太子殿下はジュリエッタが復学した王立貴族学院の今最高学年で生徒会長も務めているのだ。

ちょっとアプローチが見え見えではありませんかと言いたい。

他の人たちも少し引いていたが授業が始まるとそんなことは言っていられなかった。

皆必死に取り組んでいた。

ここでしっかりと習って部署に戻れば今度は自分が教えなければならないのだ。