転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

ジュリエッタは次の日から領地の視察にトスとアンナ、ジュリエッタとジキリスという組を組んで領地を回り始めた。

マイケル叔父にはお留守番をお願いした。

もう一度ここ5年間の領地の収穫量を詳しく分析して欲しいと言う宿題を課して…

ジュリエッタの土魔法が必要な所には土魔法を使い畑を耕して養分たっぷりの土に変換した。

連作障害を避けるために次に何を植えるかの相談、畜産農家には堆肥を作るための協力をお願いしこの地方独特の農作物や果物はないかと聞いて回った。

ある日ジュリエッタは次の会合場所に移るとき通りがかった農家の前庭でトマトの実がなっているのに気付いた。

この国にトマトはなかったと思う。馬車を止めてもらってその農家に寄って話を聞いた。

何かは知らなかったようだが、ジュリエッタはそれはトマトという野菜でとても貴重なものだと教えた。

他では育てている所はないのかと聞いたら、この辺の人は畑ではなく自分の庭で育てていると言った。

赤い実はそのまま食べられて美味しいのだと言った。

もちろんだ!この大きく赤いトマトをはちみつ漬けにしてもいいしケチャップを作ってもいい。

両方とも売れるに違いない。

メロウ家で買い取るので畑でしっかりと育ててもらえないかと聞いた。

ただ連作障害には気を付けないといけない野菜でもあるので、しっかりと輪作計画を立てることを提案した。

この農家の周りは5軒の農家が寄り集まっていて、いつも収穫や苗や種植えや土を耕す際には皆協力してやっているそうだ。

その5軒の農家に集まってもらいトマト栽培を集中的にお願いしたい。

それぞれの畑を2~3つに分けて輪作をして必ずトマトは各戸毎年栽培するように計画して欲しいとその家の主人に話した。

その話に時間がかかりそうなので後日そこをまた訪れるのでそれまでに5件の農家に話を通してもらうように言った。

そのうち1件は連作障害が出ているようなので、後日来た時にジュリエッタが土魔法を使うと約束した。