転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

ジュリエッタはみんなが食べて落ち着いたころに、

「私はこのメロウ領で取れた作物などで何か特産品を考えたいと思っているのです。今皆さんに食べて貰った物もちょっと調理法を変えて工夫したものです。こんな風に考えて行けば皆さんが普通に食べているこの地特有の物でも素敵なお菓子や食べ物になると思うのです。そんなものをおしえてほしいです」

とジュリエッタは領民に話して、これはおいおいでいいのでこれからジュリエッタも領地を回って視察に行くのでその時にでも教えて欲しいと言った。

その日の会合はおおむね成功だった。

皆税率が上がる事は納得してくれたし連作障害でひどく農地があれている所を最優先で回っていくと言うジュリエッタに理解を示してくれた。

メロウの領民はみな気持ちの優しい人ばかりだ。

我先にと言う人がいない。ジュリエッタは何とか収穫量を上げて皆の暮らしをよくしたいと心から思うのだった。

小麦の収穫は5月~6月 コメは9月~10月米は連作障害がないが、収穫には手がかかる。

でも米を栽培できるとそれだけでこの地方の特産品になるのだ。

今のこの国には米を栽培している所はないし、米を料理して食する文化もない。

多分隣国には米があったはずだ。

それは多分家畜の肥料にされていたと思う。精米されないままで肥料に使われていた。

隣国に行って米を買ってきて種米から苗を作らなければならない。

そして水を田に張って育てなければならない。

そんなにして育てても今この国では需要がないため出荷先がない。

ジュリエッタは米作もメロウ家の所有の畑で人を雇って栽培を任せることにした。

米を小麦と同じくらいの値段で買い上げるようになれば米作をやる人も増えてくるはずだ。

そしてコメはすべてメロウ家が買い取る。

米の使い道や米を使った料理ならいくらでも思いつく。これは絶対に特産品になる。

その他にも何かいまあるものを活かせる物を考えたい。

米は今すぐには無理だ。すぐにやっても1年以上かかるのだ。