ジュリエッタは可笑しくてメロウ商会の外に出ると、トスの腕を掴んで笑いをこらえるのに必死だった。
トスは何がそんなにおかしいのかと不思議そうな顔をしていた。そして
「お嬢様そろばんってなんなのですか?」
「計算がすごく早くできるものよ。ソロバンが使えるようになれば計算がとても楽になるわ」
「ええ~そんな物があるのですか、楽しみです」
「そうね。これも前世の知識なのよ」
「そうなんですか。前世の知識って素晴らしいんですね」
「でもその前に領地の問題を解決しなくてはね。トスはお父様が生きている時もメロウ商会にはよく来ていたの?」
「はい。必ず2週間に一度は来て、帳簿を見せてもらって計算が合っているか仕入れと売り上げのバランスなども見ていました」
「そう、それでポーリーと仲良くなったのね」
「ええ?ポーリーと仲良くなったつもりはありませんよ。来ると今日みたいに紅茶を入れて持ってきてくれるのですが、それだけです」
「あらっ、寂しかったって言ってたけど…」
トスが何か言いかけたけれど丁度馬車を置いていた所に着いたので、早々に公爵邸まで帰った。
明日は領地に向けて朝早く発たなければならないのだ。
母と侍女頭と3人で留守の間の事を打ち合せした。
母は父が亡くなった時は泣いてばかりで役に立たなかった。
だけどジュリエッタが公爵家の実情を話して協力を乞うてからは積極的になってくれた。
得意な裁縫や刺繍で貢献してくれているのだ。
ジュリエッタばかりに責任を押し付けるつもりはないと言って頑張っている。
トスは何がそんなにおかしいのかと不思議そうな顔をしていた。そして
「お嬢様そろばんってなんなのですか?」
「計算がすごく早くできるものよ。ソロバンが使えるようになれば計算がとても楽になるわ」
「ええ~そんな物があるのですか、楽しみです」
「そうね。これも前世の知識なのよ」
「そうなんですか。前世の知識って素晴らしいんですね」
「でもその前に領地の問題を解決しなくてはね。トスはお父様が生きている時もメロウ商会にはよく来ていたの?」
「はい。必ず2週間に一度は来て、帳簿を見せてもらって計算が合っているか仕入れと売り上げのバランスなども見ていました」
「そう、それでポーリーと仲良くなったのね」
「ええ?ポーリーと仲良くなったつもりはありませんよ。来ると今日みたいに紅茶を入れて持ってきてくれるのですが、それだけです」
「あらっ、寂しかったって言ってたけど…」
トスが何か言いかけたけれど丁度馬車を置いていた所に着いたので、早々に公爵邸まで帰った。
明日は領地に向けて朝早く発たなければならないのだ。
母と侍女頭と3人で留守の間の事を打ち合せした。
母は父が亡くなった時は泣いてばかりで役に立たなかった。
だけどジュリエッタが公爵家の実情を話して協力を乞うてからは積極的になってくれた。
得意な裁縫や刺繍で貢献してくれているのだ。
ジュリエッタばかりに責任を押し付けるつもりはないと言って頑張っている。



