転生者公爵令嬢は王太子相手に商売で無双する。王太子妃なんかお断りイケメン執事の方が好みです

ピアスやイヤリングにネックレスにブレスレットや可愛い指輪もビーズで作っていた。

ジュリエッタの作るビーズアクセサリーはとてもよく売れていたのだ。

会社では経理の事務員をしながら家ではビーズアクセサリーを毎晩作っていたのだ。

和装に合うビーズバックも持っていくとすぐに売れた。

この世界ではビーズはドレスに縫い付けて飾りにするもので、こんな風にアクセサリーとしては使われていなかったのだ。

ビーズで作ったリングやネックレス、リボンに飾り部分にビーズを使ったチョーカーなどをバックから出して、テーブルの上に置いた。

週に3回来てくれている店員のポーリーが紅茶を持ってきてくれた時にテーブルに置かれたアクセサリーを見て

「わあ、可愛い。これ今度取り扱うのですか?初めて見ました。いくら位なんですか?」

と食いついてきた。ヤングマンも

「う~~ん、良いですね。初めて見ましたよ。これは誰が作られたのですか?」

「私が作りました。こんな感じのもので貴族だけではなくて誰でも買えるような値段でアクセサリーを作って売ってみたらどうかと思ったのですわ」

「アクセサリーですか?」

「ええ、宝石ではなくてビーズやリボンで作るのですわ。材料も安価だし作り方さえわかれば手の器用な方ならだれでも作れますし…」

「うちは前公爵が外国に行かれた時に珍しいものを買っていらしたり、茶葉や家具なども売っているのですがこんな若い女性向けの物は扱っていませんでしたから、相場もわかりません」

「相場なんてないわ。他には売ってない物だから、こちらで値を付ければいいのよ。チャームなんかも作れるしキーホルダーも金具が手に入ればすぐに作れるわ」

「いいですね。商会長1階にアクセサリー売り場を作りましょうよ。絶対女性に人気になりますよ。どうせ売れない物を置いているだけなんですから」