一国の双子の皇女ですが土いじりが趣味です!〜恋愛?結婚?なんて興味ないです!〜

コンコン。

「メルフィ、夜遅くごめん。今大丈夫かな」

「あらアルティ、珍しい。どうぞ」

「ありがとう」


私がまた浮かない顔をしているからまたメルフィから話しかけてくれた。
こんなんじゃどっちが姉か分からない。

「お父様にね、スティール皇子様の元へ嫁げって」

「まあ…!それじゃあこの城も寂しくなるわね」

「違うの。私だけじゃなくてメルフィか私、どっちかって」

「私も?そんなお会いしたことのない殿方に嫁ぐなんてまっぴらだわ」

「それでさ、今度うちで舞踏会が開かれるじゃない?その時に私たち2人で突撃してどちらかが好きになったらその時は婚約者になろう」

「分かったわ」


やっぱりメルフィに話すと安心する。
これで今日ぐっすり眠れる。


でもこの時は知らなかった。
舞踏会で何が起こったのかを。