自分たちのしたことが間違っていないと思い込んでいるからだろうけれど、ここまでくるとおめでたすぎてビックリね。
「コンラッドの言っていた通りだわ。どこまでも冷徹な氷の令嬢だって」
「!」
さすがにここまで言われた私が言い返そうとすると、ルドウィックが手で制止した。
私は意味が分からず、彼を見上げる。
その顔が傍から見ても分かるほど、怒りを帯びていた。
「自分たちの愚行を棚に上げ、よく言えたものだ」
「な、愚行ですって⁉ わたしたちは真実の愛を」
「真実だというのなら、初めから破棄した上で愛し合えば良かっただけではないか。こんな風に押し掛けてきた上に、被害者であるアリスティーネ様を非難するなど言語道断」
「で、でも」
きっぱりとルドウィックに言い返されたミレットは押し黙り、下を向く。
「いいわ。父には私からことの経緯を説明し、婚約破棄をしてもらいましょう」
「本当ですか?」
どこまでも彼女は嬉しそうに微笑む。
自分の夢が叶ったと思ったのだろう。
「コンラッドの言っていた通りだわ。どこまでも冷徹な氷の令嬢だって」
「!」
さすがにここまで言われた私が言い返そうとすると、ルドウィックが手で制止した。
私は意味が分からず、彼を見上げる。
その顔が傍から見ても分かるほど、怒りを帯びていた。
「自分たちの愚行を棚に上げ、よく言えたものだ」
「な、愚行ですって⁉ わたしたちは真実の愛を」
「真実だというのなら、初めから破棄した上で愛し合えば良かっただけではないか。こんな風に押し掛けてきた上に、被害者であるアリスティーネ様を非難するなど言語道断」
「で、でも」
きっぱりとルドウィックに言い返されたミレットは押し黙り、下を向く。
「いいわ。父には私からことの経緯を説明し、婚約破棄をしてもらいましょう」
「本当ですか?」
どこまでも彼女は嬉しそうに微笑む。
自分の夢が叶ったと思ったのだろう。



