おれが、おまえを、可愛くしてやる。

 だから、わたし。

 胸の奥に秘めた、たったひとつの真実を、あなたに……告げるよ。

「蓮二。……あのね。わたし、実は……」

 次の言葉を待つあなたに。わたしを、最高に可愛くして可愛がってくれるあなたに。とっておきのクリスマスプレゼントの言葉を届けるまであと数秒と迫っていた。

 ―完―