可愛い服見つけて、試着室入って、テンションあがって、やさしい店員さんに声かけられて。お似合いですね、って言われて、こっちから、わたし寒色系多いんですけど。って言うと向こうはこの色が合いますよこう着こなせますよとかアドバイス貰えて。
落ち込んでいたわたしを、救ってくれたんです……服が。
そっからわたしは。自分が、幸せを与えられるだけではない。提供する側の人間になりたい、って……強く思ったんです」
「うんうん」と彼は微笑みながら頷く。「きみといると、なんだろう……こころが、洗われる気がするなあ」
「い、いや別にそんな……た、大したことは……」
「正直に言うとね」と、頬杖を外しまた彼は座り直す。「おれねぇ。いますっごい忙しい。近いうちにまた新規案件のPMやんなきゃだし、面接がっつりやってる最中なんだ。
きみとは休みの日が会わないし、なかなか会えないかもしれない。……それでも。おれは。
きみと、……付き合いたい。
駄目かな……美紗」
その眼差し、反則。考えさせてください、と伝えて、その日はお開きになった。
*
落ち込んでいたわたしを、救ってくれたんです……服が。
そっからわたしは。自分が、幸せを与えられるだけではない。提供する側の人間になりたい、って……強く思ったんです」
「うんうん」と彼は微笑みながら頷く。「きみといると、なんだろう……こころが、洗われる気がするなあ」
「い、いや別にそんな……た、大したことは……」
「正直に言うとね」と、頬杖を外しまた彼は座り直す。「おれねぇ。いますっごい忙しい。近いうちにまた新規案件のPMやんなきゃだし、面接がっつりやってる最中なんだ。
きみとは休みの日が会わないし、なかなか会えないかもしれない。……それでも。おれは。
きみと、……付き合いたい。
駄目かな……美紗」
その眼差し、反則。考えさせてください、と伝えて、その日はお開きになった。
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