ツンデレ男子は好きだと言えない

「結編も男子から“人形”なんて言われてる」

だろうね・・・・・・。

でもこの他愛もない話がどこか心地良い。

「あ、(わり)ぃ、俺これから部活だ」

「うん、サッカー頑張ってね・・・・・・!」

「ああ!」

あたしは宮凪くんの背中を見送った。

なんか・・・・・・この短時間で仲良くなったな・・・・・・。

*  *  *

あたしはスクールバックに教科書を詰めていた。

「ねえ、いずぅ〜宮凪くん〜眞樹のお母さんがクレープ作ってくれるって〜行こぉ〜」

帰りの挨拶が終わり、宮凪くんが茅ヶ崎くんに近寄ったとき飛鳥がそう言った。

「俺は行く・・・・・・ただ・・・・・・」

宮凪くんがそう言った。

その後の言葉にあたしは衝撃を受けた。

「結編も・・・・・・良い、か・・・・・・?」

「「「えっ・・・・・・」」」

その宮凪くんの言葉に飛鳥も茅ヶ崎くんも、そしてあたしも声を漏らした。

「・・・・・・なんで・・・・・・?・・・・・・あっ!ううん!なんでもない!翠良いよ!大歓迎!」