ツンデレ男子は好きだと言えない

煉瓦の外観がお洒落さを引き立たせるっていうか・・・・・・。

そんなお家だった。

ガチャ

「どうぞ。眞樹はもう来てるから。あとは志優だけ」

「うん!翠ちゃん、ありがとうっ!」

翠ちゃんの言葉に笑顔で答えると、翠ちゃんはなぜか目を細めた。

「翠で良いよ・・・・・・あと、茅ヶ崎くんの言ってる意味が分かったかも・・・・・・」

「え?う、ん?」

取り敢えず翠って呼べば良いんだよね!

でも、なんでいずの言ってることが分かるんだろ?

「飛鳥ちゃんって可愛いね」

「ふぇっ!?嘘ぉっ!?」

翠の言葉に私は変な声を漏らした。

「まあ、茅ヶ崎くん大変だろうね」

そう言いながら私より身長の高い翠は私の頭を撫でた。

「翠の方が可愛いんだし・・・・・・私別に可愛くない・・・・・・」

「はいはい」

そう言って翠は私の頬を掴んで引っ張った。

翠はパッと頬から手を離し、目の前にある扉を開いた。