ツンデレ男子は好きだと言えない

「へ?う、ん?」

飛鳥の言っている意味が理解できないのか、首を傾げながら玖渚は答えた。

「うん、そうだよね・・・・・・!私の私情より親友の関係・・・・・・!うん・・・・・・!」

なにか一人で納得している飛鳥。

勘違いされてる気が・・・・・・。

「あれ、私情・・・・・・?なんで・・・・・・?」

そんなことまでもなぜか声に出して百面相する飛鳥。

一人で言われても理解できねぇ・・・・・・。

*  *  *

「飛鳥〜今日さぁ駅の裏側のあんま人いないけどめちゃくちゃ美味しいワッフル屋見つけたから行こ〜!」

「行きたい!ワッフル!・・・・・・あ・・・・・・」

目を輝かせた飛鳥は、少し困ったように目尻を下げた。

「あのさぁ・・・・・・いずは・・・・・・?」

そう言いながら飛鳥は俺に目を向けてきた。

「・・・・・・行く」

俺は小さくそう言った。

・・・・・・なんで俺行くって・・・・・・。

甘党かって言われたらだいぶ苦党。

そんなこと気付いたとしても今さら断るのもなぁ・・・・・・。