ツンデレ男子は好きだと言えない

かわい・・・・・・く・・・・・・。

「・・・・・・ど、うした・・・・・・?」

俺が聞くと飛鳥は目の周りを赤くした顔をあげた。

「眞樹が死んじゃったかもって・・・・・・良かぁったっ・・・・・・」

そう言い、また俺に抱きついて顔を埋めた。

飛鳥の頭を無意識に撫でるとどこからか足音が聞こえた。

その音に俺は気付き、飛鳥の手を解こうとしたが飛鳥は腕に力を入れており飛鳥の細い腕に力を入れる気になれずそのまま現状維持になってしまった。

「飛鳥っ!」

その声に飛鳥は顔を上げた。

「眞樹っ・・・・・・!」

飛鳥を呼んだ声の正体は玖渚だった。

・・・・・・。

飛鳥に心配されて玖渚にどうしてか悔しさを持った。

なんでだ・・・・・・。

「飛鳥ありがとっ・・・・・・」

「眞樹ぃっ・・・・・・」

玖渚の顔を見てまた涙を流した飛鳥。

「ありがとねっ!でも・・・・・・ちょっと離れてもらって良い?」