ツンデレ男子は好きだと言えない

飛鳥は泣きながらそう言った。

「あ、飛鳥っ・・・・・・ちょっ・・・・・・」

玖渚も今まで見たことのない飛鳥の様子に驚いていた。

「なんで・・・・・・!なんでよっ・・・・・・!何が楽しいの・・・・・・!ねえ!なんで笑えるの・・・・・・!」

「そ、それは・・・・・・」

さっきと打って変わって弱々しくなった女共。

「警察のこと何だと思ってるの・・・・・・!どうせ自殺・・・・・・?バレない・・・・・・?なんでそう思えるの!」

「玖渚、飛鳥。行くぞ」

俺はこのままだと埒が明かないと判断し、二人の手首を掴んで屋上を出た。

バタン

俺は屋上の扉を閉めた。

「飛鳥。来い。玖渚は先教室戻ってろ」

「え・・・・・・?ちょっ・・・・・・いず・・・・・・?」

飛鳥の泣いた後の小さい声が後ろから聞こえた。

それでも構わずに俺は右手で飛鳥の細い右手首を掴んで歩き出した。

俺は人気の少ない所で足を止めた。

俺が振り向いた途端、飛鳥が俺に抱きついた。

「っ・・・・・・いずぅっ・・・・・・」

っ・・・・・・。