先輩の、あの低くて心地よい声。
けれど、その内容はあまりに予想外だった。
(……図書館?)
思わず足が止まった。
「はあ? 図書館? 落ち着く? 何言ってんだお前、怒られるぞww」
同僚が素っ頓狂な声でツッコむ。
「……そうか? 俺はそう感じたんだが」
「そうか、じゃないよ! 部長に聞かれたらどうすんの!」
「……部長はもう行ったろ」
「いやいやいやそういう問題じゃなくて——!」
私は、廊下の少し後ろで、口元を押さえた。
(……ぷっ)
図書館。
言われてみれば——今日の会議、確かに静かだったけど。それを「図書館みたい」と表現するのか、先輩は。
しかも悪い意味じゃなくて、「落ち着く」という感想つきで。
(……なにそれ。なんか分かる気もするし、面白い…)
けれど、その内容はあまりに予想外だった。
(……図書館?)
思わず足が止まった。
「はあ? 図書館? 落ち着く? 何言ってんだお前、怒られるぞww」
同僚が素っ頓狂な声でツッコむ。
「……そうか? 俺はそう感じたんだが」
「そうか、じゃないよ! 部長に聞かれたらどうすんの!」
「……部長はもう行ったろ」
「いやいやいやそういう問題じゃなくて——!」
私は、廊下の少し後ろで、口元を押さえた。
(……ぷっ)
図書館。
言われてみれば——今日の会議、確かに静かだったけど。それを「図書館みたい」と表現するのか、先輩は。
しかも悪い意味じゃなくて、「落ち着く」という感想つきで。
(……なにそれ。なんか分かる気もするし、面白い…)
