悠太とは高校卒業以来、一度も会っていない。二人は大学生だった頃の話、会社に就職してからのこと、高校のこと、色んな話をした。そして、悠太に「よかったら二人で飲まない?」誘われたのだ。そして今に至る。
悠太の行きつけだというバーで、杏奈は初恋の思い出が蘇り、それをアルコールで誤魔化していた。顔が赤く染まる。それはアルコールのせいなのか、それとも初恋を思い出してか、杏奈にもわからない。
(嫌でもドキドキしちゃう……)
グラスをまた傾けた杏奈だったが、不意に悠太に話しかけられる。
「ねぇ、葉桜さん。もしも明日、世界が終わるとしたら何をする?」
突然の質問に杏奈は「えっ?」と戸惑った。しかし、悠太は真剣そうな表情だ。杏奈は少し考えた後、口を開く。
「おいしいものをいっぱい食べて、友達や家族とワイワイ過ごすとかかな?あっ、死ぬならその前にあれ食べたいかも!北海道限定チーズケーキ!」
予約不可、店舗限定販売、お店は辺鄙な場所にあるチーズケーキを杏奈が知ったのは一ヶ月前。SNSをぼんやり眺めていた時のことだった。
悠太の行きつけだというバーで、杏奈は初恋の思い出が蘇り、それをアルコールで誤魔化していた。顔が赤く染まる。それはアルコールのせいなのか、それとも初恋を思い出してか、杏奈にもわからない。
(嫌でもドキドキしちゃう……)
グラスをまた傾けた杏奈だったが、不意に悠太に話しかけられる。
「ねぇ、葉桜さん。もしも明日、世界が終わるとしたら何をする?」
突然の質問に杏奈は「えっ?」と戸惑った。しかし、悠太は真剣そうな表情だ。杏奈は少し考えた後、口を開く。
「おいしいものをいっぱい食べて、友達や家族とワイワイ過ごすとかかな?あっ、死ぬならその前にあれ食べたいかも!北海道限定チーズケーキ!」
予約不可、店舗限定販売、お店は辺鄙な場所にあるチーズケーキを杏奈が知ったのは一ヶ月前。SNSをぼんやり眺めていた時のことだった。


