イケメン男子はわたしのワンコくん!


「結芽ちゃん、結芽ちゃん起きて!結芽ちゃん!」


もう少し眠っていたい。

そんなわたしを、誰かが揺さぶりながら起こす。


「あと5分だけー」


 布団を頭まで被って抵抗しようとするけれど、


「結芽ちゃん!」


布団は誰かによってガバッと剥がされた。


「んー、もう何……おばあちゃん?」


まだ眠い目を擦りながら、ゆっくりと身体を起こす。

 
おばあちゃんの声って、こんなに可愛かったっけ?


そんなことを考えながら、目の前にいる人の顔を見て、


「う、わぁっ!?」


わたしは心臓が止まるくらいに、びっくりした。


だって、わたしから剥がした布団を持ち、目の前にたっていたのは……知らない男の子。

しかも裸。
……はだかっ!?


「きゃっ、きゃーっ!?」


わたしは家が揺れるんじゃないかってくらい、全力で叫んだ。