好きだから。

申し訳ない気持ちになりつつも、けど、私はこの席が気に入っている。


だけど、1週間と数日ちょっとで、終わりだなんて……。


珠雨くんに意味不明にキスされたり、馴染んでいた席から
はおさらばしなきゃいけない。


今日はとことんついてない日だな、あはは……。


担任の先生がドンッと真っ白な正方形の箱を、
教卓の上に置くと。


「クジ引きの箱を用意したからな~、早く来い~、」


と言って、クラスのみんなに向かって、手招きした。


みんなは次々と、クジを引きに行く為に、席を立つ。


クジを引いて「わー!」とか「きゃー!」とか
声を出すみんな。


やだな……、でも私も行かなきゃ。


私はおずおずと列の最後尾に並んで、順番が来て、クジを引いた。


折りたたまれた、紙にかかれていたのは、“24”。