好きだから。

珠雨くんは、ふわりと笑った。


王子様のみたいな優雅な笑顔に、私は思わず、
見惚れてしまう。


「んじゃ、行くぞ」


「は、はいっ!!」


私と珠雨くんは、手をつないで、電車のホームへと向かった。


ふふふっ、頑張ってオシャレしてきてよかったな。


お姉ぇちゃん、ありがとう………!!


電車に乗り込んで、乗り換えて━━、1時間ほどかけて、
ようやく目的地に着いた。