好きだから。

とある金曜日のこと。


私は学校から帰ってきて、真っ先にクローゼットの自分の洋服を見た。


「うう、ど、どうしよう………、」


姿鏡の前で、ハンガーのまま服を胸にあてる。


「うーん、これじゃあ地味すぎるし……、こっちは遊園地向きじゃ
ないよね……、」


なにがあったのかというと━━……。


珠雨くんとめでたく両想いになれた次の日。